「和泉葛城山（と温泉だったり）」

今回の山行きは、いつものダイトレ同好会の方々、混成で総勢八名の山行きになりました。

泉北高速和泉中央駅に朝９時、Ｓさんに迎えに来ていただいて、Ｈさんと共に他のメンバーとの待ち合わせ場所に車で直行。

他のメンバーと合流した後、車で連なって集落の中を春日橋まで走り、そこにて停車・・・周囲はもう既に何台かの車が停まっていた。　そこから標示に従い、沢沿いの舗装道に取り付く。

未だ時期が早いとあって、あまり花だの何だのの姿は見えない。　ずっと沢沿いで道が続くため、気持ちいい道と言えばそうだけど、舗装道が結構きつい・・・。

途中、分岐でやや上に上がる道を取る。　「バイクはアカン！」みたいな看板が立っている、確かに、バイクでもまだ登れそうな舗装道が続く。

しかし、一貫して登りが続くので、ちょっときつい。

少しずつ日当たりが薄くなってくるので、頭上に木が密生してきているのが判る。　時々小さな落差のある沢を左手に見て登りつめると、左手奥に、細い滝が現れた。ハシカケノ滝と地図にはある。　案内板があるので、そこでちょっと写真を撮ったりした。

その向かいの谷間に向かって、沢は続いていて沢沿いの木にピンク色のビニル紐が巻かれているのが見えたので、恐らく沢登に使われるルートかも知れない。

滝から先は、やっとで山道になる。　所々比較的新しい案内板があるので、それに従って歩く。　登り始めて間もなく道が細くなったりした箇所があるので、皆で一列になって進む。

途中、カンアオイなんかの花を発見・・・多分気付かずに通り過ぎてしまいそうだ（イヤ、通り過ぎそうになったけど）。

沢を渡ってしばらく登ると、所々、木で作られた足場があったりする。　龍王神社の分岐（鳥居）を左に取り、ブナ林のある道をゆっくり歩く。　道沿いにはそんなに数はないものの、結構樹齢の高い木が多い。

いきなり目の前に車道が現れるので、それを車に気を付けながら（結構飛ばしてます）更にちょっと登る。

一瞬「山頂か？！」と思いそうな車道真ん中の植え込みを右にとってしばらく行くと、左に売店、右に公園（？一部工事中です）が見えてきた。

何だか、すぐそこにブナ林があるとは思えないような風景だった。

車道を行くと、左手の展望が開けて、やや靄ってるようだけど、かなり遠くまで見渡せる。

右手に展望台への登り口があるので、そこから展望台に登った。

展望台に着いたものの、ちょっと風が強い・・・ような気がする。　今まで汗ばむほどの陽気の中、山を登ってきたのに、何だか逆に寒くなってきた。

しかし眺めも宜しいことなので、展望台下の椅子やテーブルのあるところでお昼にした。

Ｎさんはお好み焼きを作り、Ｓさんはなんとステーキ（・・・！！）を焼いて食べていらっしゃいました。

Ｎ香さんは持参の鴨肉で具だくさんみそ汁を作って、皆に振る舞ってくださいました。

ちなみに、この時の筆者のお昼は、サンドイッチとスープスパ・・・・早茹でスパゲティを湯がいて、ゆで汁にそのままポタージュスープの素を放り込んだ・・・・それだけのメニュー・・・しかし何だか感心されてしまった・・・。

風の強いのは結局お昼過ぎまで治まらず、皆さん手持ちの何やらを、結構風に飛ばされたりしていました・・・（コンビニの袋とか、コンロのカバーとか・・・）。

お昼も済んで、ちょっと展望台に登ったりして（でも寒い）、皆でそろそろと車を置いてある春日橋まで降りることに・・・。

今度は、山頂部の龍王神社経由で、またブナ林を通って同じ道を下りました。

登るときには気付かなかった、色んな花なんかも見つけたりしました。（ヤマネコノメソウ？とか）

登りよりもずっと楽に、つつがなく春日橋まで到着。　その後、車にまた分乗し、今度はもう一つの目的地「山ノ湯温泉」に向かいます。

車で走ること少々・・・車の数が増えてきたな～と思う間もなく何軒かの温泉（と言うか旅館というか）が立ち並ぶ場所に到着（場所が定かでない・・・）。

駐車場に車を預け、更に車道を歩くこと数分、ちょっと見落としそうなところに「山ノ湯」はありました。

詳しい水質とかそう言うのはよく判らないけれど、何でもお肌が綺麗になるんだとか「美人の湯」とか言われてるんだとか、そう事前に聞いているので（をい）期待ワクワクで温泉を使わせていただきました。

薄く濁ったお湯には、細かい湯ノ花が浮いていて、何だか温泉ムードたっぷりでした。

（ちなみに、お湯上がりは筆者がどん尻・・・）

暖まったところでアイスクリームなんか食べたりして、しばし登山談義に花が咲く・・・。

その後、もとの駐車場で解散・・・筆者はまた来たときと同じくＨさんと共に、Ｓさんの車に同乗させていただき、朝と同じく和泉中央駅迄送っていただきました。

Ｈさんとは途中の駅で別れ、後は一人、電車の中で爆睡しながら帰宅の途に着きました・・・。

思いもかけず、温泉で体か暖まっていたのか、かな～～り爆睡モードだったです、ハイ。

（そう言えば、帰りの車の中でもほとんど寝てた・・・Ｓさん、Ｈさん、どうもスミマセン・・・）